2016年に橋メンテネットHPができてから今年で5年目。
これまでに約3万6千人方に来場いただきました。
ありがとうございます。
これからも、随時情報を更新してまいります。
今後とも「橋メンテネット」をどうぞよろしくお願いいたします。
2020年2月7日(金)に郡山市のホテルハマツで第5回ふくしま経済・産業・ものづくり賞、通称ふくしま産業賞の授賞式に参加いたしました。
この度、コンクリート工学研究室は、学生金賞を受賞させて頂きました。
福島で活動をしてまいりましたが、全国ではなく、福島県内で賞を頂き活動を認めて頂けたことがとても嬉しく、大変光栄に思います。
福島民報2020年2月8日掲載
ふくしま産業賞は福島民報社が主催しており、福島県内にある企業や団体、学生の優れたものづくりや六次化の取り組み、先進的な企業経営をたたえるための賞です。授賞式には、学生だけでなく、福島県内浜通り、中通り、会津地方から多くの授賞企業や団体の方が集まりました。授賞式では様々な取り組みを知ることができ、福島県内で尽力されている皆様からとても刺激を受けました。
福島民報2020年2月8日掲載 福島県堀内知事との集合写真
ふくしま産業賞5回の内、学生部門は2回目の開催であり、今年度はノーベル化学賞受賞者吉野彰旭化成名誉フェローの名前を冠した「吉野彰トロフィー」が学生部門の最高賞でしたが、福島市の学法福島高エコラン研究部が受賞されました。おめでとうございます。
今後も福島県内はもちろんですが、全国で活躍できるよう、今後とも精進してまいります!
2019年9月3日(火)~5日(木)にかけて行われた、令和元年度土木学会全国大会in四国で発表した、「福島県平田村における市民協働型橋梁セルフメンテナンスシステムの実装」が、田中賞選考委員会のかけはし賞を受賞いたしました。
土木学会全国大会での発表で賞を頂いたことは初めてのことです。大変名誉な賞を頂けたことを光栄に思うと同時に、平田村でのセルフメンテナンスシステムの実装にあたって、ご協力いただきましたたくさんの住民の方々に心から感謝申し上げます。
以下、土木学会田中賞選考委員会HPより。
田中賞選考委員会では、土木学会全国大会年次学術講演会において、橋のあり方、コンセプトやアイデア、ビジョン、オピニオン、イノベーション、生産性向上、ビジネス、橋を活用した地域活性化、橋守、橋を通したまちづくり、文化・歴史、普及・啓発、育成・継承、ビジネス、持続性・SDGs、地域活性化・住民参加など、橋に関する社会性や将来性に優れた講演に、社会とのかけはし、未来へのかけはしの意味を込めて、「かけはし賞」を授与します。
今回、発表した資料等、田中賞選考委員会のHPに掲載頂いておりますので、ぜひご覧ください。
土木学会が開催している、昨年に引き続いて第2回目となる『土木広報大賞2019』にこれまで行ってきた子供たちへの教育活動について「土木教育を通した小中高生向け広報活動」として応募させていただいたところ、優秀部門賞(教育・教材部門)を受賞させて頂きました!
十一月十八日(月)=「土木の日」に土木学会(東京都新宿区四谷)にて表彰式が開催され、出席してきました。
『土木広報大賞2019』は、日本全国の各地域で行われた様々な広報のうち、暮らしを支えている「土木」の役割・意義・魅力について広報を行っている活動または作品などで他団体の模範となるもの、他団体への展開が期待されるものなどを取り上げ、顕彰することを目的とした「土木の広報に関するコンテスト」です(土木学会HPより)。私たちの取組を紹介する3分プレゼンも行ってきました。他の団体の取組も知ることができ、とても良い刺激を受けました。
大人への広報だけでなく、これからの未来を担う子供たちへの土木教育を通じた様々な広報活動を行ってまいりました。イベントとして「その場限り」にするのではなく、教育を受けることによって子供たちの「社会インフラへの関心」が高まるような内容になるよう工夫を凝らしてきました。以下にこれまで開催した小中高生向けの土木教育を通した広報活動を紹介させていただきます。
【小学生向け教育プログラム】
・夏休み自由研究講座「みんなで橋を大事に使うこと」を学ぶ勉強会
【中学生向け教育プログラム】
・産学官連携事業「橋守活動」を知って自己の将来を考える学習会
【高校生向け教育プログラム】
日本全国から122件の応募が寄せられた中で、私たちの広報活動へ目をとめていただき、優秀部門賞(教育・教材部門)を頂けて大変光栄です。これからも、土木教育を通じて、土木の魅力やメンテナンスへの関心を持っていただけるよう、取り組んでまいりたいと思います。
石川県津幡町では、「橋梁きずなプロジェクト」に引き続き、「舗装きずなプロジェクト」を実施しました。
2019年10月19日(土)、石川県津幡町南中条地区で、石川高専の学生さん、石川県コンクリート診断士、津幡町職員、津幡町の住民の方の産学官民協働によるコンクリート舗装が行われました。このような取組みは石川県では初の取組となります。
舗装の前に住民の方へ説明を行いました
舗装中
舗装後は住民の方と一緒にご飯を食べました!
橋梁だけでなく、舗装も産学官民の「きずな」でつなぐプロジェクト。
素敵な取組みが始まりました!
2019年6月10日に宮城県黒川郡にある大郷中学校でー産学官連携事業「橋守活動」を知って自己の将来を考える学習会ーが開催されました。大郷中学校の生徒さんが作成した橋のペーパークラフトが中学校の廊下に展示されているとのことを知り、再び中学校を訪問させていただきました。橋のペーパークラフトの展示は、授業参観に合わせて開催され、授業を見学しに来校した保護者の方にも学習会での成果を見ていただけるようにと開催されておりました。
中学生らしいカラフルな橋もあれば、実際にある橋を元にしたであろう橋もありました。名前もとてもユニークに橋の名前を付けて頂きました。生徒の皆さん、先生方、本当にありがとうございました。
橋のペーパークラフトだけでなく、当日取材に来ていただいた、東北放送さん、NHK仙台支局さん、河北新報社さんの報道頂いた内容も掲示されておりました。生徒さん、先生方が手作りで「橋守かみしばい」というネーミングで当日の様子が分かる掲示物を作成して掲示されておりました。当日だけでなく、また後日改めて学習会を振り返ることができて、とても素晴らしい展示でした。
お時間を頂戴し、展示の様子を拝見させて頂き、ありがとうございました。
2018年度は平田村で管理する橋の内、ほとんどの60橋で住民による簡易橋梁点検及び清掃活動が行われました。2019年度は去年より2橋追加した62橋での実施を予定しております。7月6日(土)、道づくりと並行して、簡易橋梁点検チェックシートを用いて九生滝地区にある77号橋の橋梁点検も行われました。77号橋はボックスカルバート橋です。
簡易橋梁点検チェックシートを用いて、ボックスカルバートで伸縮装置や高欄もないので、舗装を中心にひび割れや段差の確認を行いました。一見橋だと気づかないような形状にも関わらず、住民の方はしっかり「橋」という認識をもって維持管理を行っていました。
九生滝の区長さんは土建屋さんを営んでおり、慣れた様子で長いハンマを使ってカルバートの中の打音検査まで実施して頂いていました。
区長さんにお話を伺うと、「
最後に、九生滝地区を誇る、「観音桜」を案内して頂きました。7月は青々とした緑ですが、それでもとても立派な大木であることが分かります。想像しただけでも見事な桜を頭の中に描けますが、実際に見る事が出来たら、自然豊かな中に桜とお堂が浮かぶとても風情ある贅沢なお花見が出来そうです。また、桜の時期にお邪魔させて頂きたいと思いました!ご案内頂きありがとうございました。
7月6日(土)に平田村九生滝地区にて村民と学生の協働による道づくりが行われました。2012年から始まった協働による道づくりは今年で8年目を迎えました!九生滝の住民の方と、今年はコンクリート工学研究室だけでなく道路工学研究室の4年生も一緒に道づくりを行いました。
坂になている道の舗装のため、道づくりを初めて行う4年生は、平らに均す作業に四苦八苦していました。しかし、慣れている住民の方に教えていただきながら、だんだんとコツを掴めたようです。
そして、今回は普段からお世話になっている株式会社ARSA様のご協力でドローンを使って上空からも道づくりの様子を撮影頂きました!上空から見ると、道が完成していく様子がよくわかります。
九生滝地区の区長さんからは、今回住民の人手が少なかったこともあり、とても助かったと言っていただきました。4年生にとってもとても貴重な経験になったことと思います。
そして、完成した道がこちらです!
道づくり終了後に、お土産にと九生滝地区で作られたとても立派でとっても美味しいアスパラを頂きました!平田村のアスパラは全く筋っぽくなく、でも歯ごたえもあり、そして甘みもあって、シンプルにお浸しにしてもとっても美味しくいただけます♪我が家では、お浸し、炒め物、かき揚げなど…とても美味しく頂きました。ご馳走様でした!
九生滝地区の皆様、本当に1日ありがとうございました。
宮城県黒川高校による旧黒川郡の橋梁点検及び清掃活動ですが、昨年までに大和町、富谷市、大衡村の点検を終えました。今年度は大郷町の橋梁の点検と清掃活動を行います!
そこで、大郷町の中学生にも「橋守活動」について知ってもらおうと、社会インフラの老朽化の現状などを学ぶ学習会が開催されました。
先日、宮城県では登米市の豊里大橋の橋脚にひび割れが見つかり通行止めになる、という出来事がありました。県内でも社会インフラの老朽化を露呈する出来事となりました。中学生にも社会インフラの老朽化の現状やその対策などを知ってもらい、自分たちに何ができるかを考えながら講義を進めました。
その後、実際に黒川高校が行っている
・簡易橋梁点検チェックシートでの点検
・排水機能を保つため橋面上の清掃活動
を中学校近くの宮田橋へ行き実践しました。
宮田橋ではこの他にも、シュミットハンマーやRCレーザー、赤外線センサでの非破壊検査を体験しました。
橋のペーパークラフトを用いて橋はどういった部材でできているのか実際に組み立てながら構造を学びました。
最後に
・陸奥テックコンサルタント株式会社
・大郷町役場地域整備課
・日本大学工学部
・黒川高校環境技術科
から職業人講話を行い、
建設コンサルタントや役場の仕事の魅力や高校や大学で学ぶ内容を知ってもらい今後の将来を考えるきっかけとしてもらいました。
当日は、東北放送さん、NHK仙台支局さん、河北新報さんが取材に来ていただきました。
朝早くから取材に来ていただきありがとうございます。
ぜひURLをクリックしてご覧ください。
この活動は、産学官連携事業ということで、去年の11月頃から多くの方々のご協力を頂き開催に至ることができました。黒川高校加藤先生、生徒さん、陸奥テックコンサルタント株式会社の皆さん、大郷町役場地域整備課の皆さん、大郷中学校佐々木校長先生をはじめとする先生方や生徒さん、ご来賓の皆様も含めまして、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
大郷中学校の生徒の皆さん、この学習会をきっかけに、橋が「ちょっと気になる存在」になり、今後、橋の清掃活動等につながったり進路として考えるきっかけになったらとても嬉しいです。
5月27日(月)、大郷町の宮田橋で産学官協働での現場勉強会を実施しました。
宮城県黒川高校環境技術科の地域貢献班は、2018年度、黒川郡大衡村の橋梁を点検、清掃しましたが、2019年度は、黒川郡大郷町の橋梁を点検、清掃を行います。これに先立って、1年間の橋梁簡易点検及び清掃活動を行っていく上でのポイントを生徒さんに理解してもらうべく、現場勉強会を行いました。また、大郷町役場地域整備課の職員の方にも勉強会に参加して頂きました。
当日は、初めに大郷町地域整備課の職員の方から、大郷町の橋梁の現状についてお話しいただきました。その後、簡易橋梁点検チェックシートの点検項目を確認した後、橋梁の架け替え設計や保全を行っている陸奥テックコンサルタント株式会社さんから橋梁の部材の確認、劣化の要因、点検のポイントなどを説明頂きました。
現場では、クラックスケールの使い方や、ハンマーによる点検の実演、体験を行いました。
加えて、シュミットハンマ―、RCレーダー、赤外線カメラを用いた非破壊検査についての説明、実演をして頂いた後、生徒さんや地域整備課の職員の方も実際に非破壊検査の体験を行いました。女子生徒にとってはシュミットハンマ―が意外と力が必要だったようで、少し苦戦していましたが、実際に試験機器に触れて体験を行うことができ、より実務的な点検の理解を深められたと思います。
勉強会にご協力、ご参加いただいた陸奥テックコンサルタント株式会社の社員の方々、大郷町役場の地域整備課の方々、ありがとうございました。黒川高校の生徒さん、今日暑い中、沢山学んだことを活かして、これから1年間、点検と清掃を頑張っていきましょう。
次はいよいよ大郷中学校での出前授業です!
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