宮城県黒川高校による旧黒川郡の橋梁点検及び清掃活動ですが、
昨年までに大和町、富谷市、大衡村の点検を終えました。
今年度は大郷町の橋梁の点検と清掃活動を行います!
そこで、大郷町の中学生にも「橋守活動」について知ってもらおうと、
社会インフラの老朽化の現状などを学ぶ学習会が開催されました。
先日、宮城県では登米市の豊里大橋の橋脚にひび割れが見つかり
通行止めになる、という出来事がありました。
県内でも社会インフラの老朽化を露呈する出来事となりました。
中学生にも社会インフラの老朽化の現状やその対策などを知ってもらい、
自分たちに何ができるかを考えながら講義を進めました。
その後、実際に黒川高校が行っている
・簡易橋梁点検チェックシートでの点検
・排水機能を保つため橋面上の清掃活動
を中学校近くの宮田橋へ行き実践しました。
宮田橋ではこの他にも、シュミットハンマーやRCレーザー、赤外線センサでの
非破壊検査を体験しました。
橋のペーパークラフトを用いて
橋はどういった部材でできているのか
実際に組み立てながら構造を学びました。
最後に
・陸奥テックコンサルタント株式会社
・大郷町役場地域整備課
・日本大学工学部
・黒川高校環境技術科
から職業人講話を行い、
建設コンサルタントや役場の仕事の魅力や
高校や大学で学ぶ内容を知ってもらい
今後の将来を考えるきっかけとしてもらいました。
当日は、
東北放送さん、NHK仙台支局さん、河北新報さんが取材に来ていただきました。
朝早くから取材に来ていただきありがとうございます。
ぜひURLをクリックしてご覧ください。
この活動は、産学官連携事業ということで、
去年の11月頃から多くの方々のご協力を頂き
開催に至ることができました。
黒川高校加藤先生、生徒さん、陸奥テックコンサルタント株式会社の皆さん、
大郷町役場地域整備課の皆さん、大郷中学校佐々木校長先生をはじめとする先生方や生徒さん、
ご来賓の皆様も含めまして、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
大郷中学校の生徒の皆さん、
この学習会をきっかけに、
橋が「ちょっと気になる存在」になり、
今後、橋の清掃活動等につながったり
進路として考えるきっかけになったらとても嬉しいです。