黒川高校・陸奥テックコンサルタント株式会社・大衡村・日本大学 合同橋梁点検に関する勉強会
2018年5月21日(月)
今年度の黒川高校環境技術科地域貢献班の生徒さんは黒川郡大衡村を舞台に点検することになりました。2016年大和町、2017年富谷市に続き、今年度は大衡村、ということで宮城県旧黒川郡の地域を点検、清掃を行っています。
今年度地域貢献班は7人。
女子が4人、男子が2人、先生の7人が中心となって活動していくことになります。1年間がんばっていきましょう。
この日は1年間点検するにあたって、どういった点に注意して点検を行えば良いか、実際の点検業務ではどういった機械を使って点検をしているのかなどを、陸奥テックコンサルタントさんからご教授いただきました。
パネルを使って、橋の構造や劣化しやすい場所を教えて頂いています。
鉄筋レーダーを使って、鉄筋が入っている箇所を調査し印をつけていくことを学んでいます。なんと、この機器1台で車1台買えてしまうそうです!生徒さんたちはとても驚いていました。
シュミットハンマーを実際に体験。打撃を与え、跳ね返りの大小で強度を測定します。非破壊検査法の1つです。
最後に全員で橋の点検と清掃活動を行いました。この時、実際の橋で点検のポイントや段差の計測の仕方などを教えていただきました。
排水枡の中に詰まっていたゴミや汚泥を除去して排水を確保しました。
管理者である大衡村役場の方も来ていただき、一緒に勉強会に参加していただきました。
最後に全員で記念撮影を行いました。午前中いっぱいで、生徒さんはたくさんのことを学んだと思います。この知識を活かして、1年間大衡村の橋梁の点検と清掃を頑張っていきましょう!
ご協力いただいた陸奥テックコンサルタントの皆様、ありがとうございました!