社会資本のメンテナンスに係る優れた取組を表彰する,第2回「インフラメンテナンス大賞」のメンテナンスを支える活動部門において,国土交通大臣賞を受賞しました。
取 組 名
みんなで守ろう。「橋のセルフメンテナンスふくしまモデル」の構築と実践
概 要
2014年告示の道路橋定期点検要領では,橋の定期点検に加え,日常点検の重要性も指摘されている。そこで,地域の橋を住民でも日常点検が可能なチェックシートを作成し,住民だけでなく,高校生の課外研究や,インハウスエンジニアの巡回点検にも活用。
これらの点検結果をまとめた「橋マップ」は,地域の橋の清掃活動等のセルフメンテナンスに活用できるものとして各地に展開。
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2018年5月21日(月)
今年度の黒川高校環境技術科地域貢献班の生徒さんは黒川郡大衡村を舞台に点検することになりました。2016年大和町、2017年富谷市に続き、今年度は大衡村、ということで宮城県旧黒川郡の地域を点検、清掃を行っています。
今年度地域貢献班は7人。
女子が4人、男子が2人、先生の7人が中心となって活動していくことになります。1年間がんばっていきましょう。
この日は1年間点検するにあたって、どういった点に注意して点検を行えば良いか、実際の点検業務ではどういった機械を使って点検をしているのかなどを、陸奥テックコンサルタントさんからご教授いただきました。
パネルを使って、橋の構造や劣化しやすい場所を教えて頂いています。
鉄筋レーダーを使って、鉄筋が入っている箇所を調査し印をつけていくことを学んでいます。なんと、この機器1台で車1台買えてしまうそうです!生徒さんたちはとても驚いていました。
シュミットハンマーを実際に体験。打撃を与え、跳ね返りの大小で強度を測定します。非破壊検査法の1つです。
最後に全員で橋の点検と清掃活動を行いました。この時、実際の橋で点検のポイントや段差の計測の仕方などを教えていただきました。
排水枡の中に詰まっていたゴミや汚泥を除去して排水を確保しました。
管理者である大衡村役場の方も来ていただき、一緒に勉強会に参加していただきました。
最後に全員で記念撮影を行いました。午前中いっぱいで、生徒さんはたくさんのことを学んだと思います。この知識を活かして、1年間大衡村の橋梁の点検と清掃を頑張っていきましょう!
ご協力いただいた陸奥テックコンサルタントの皆様、ありがとうございました!
5月19日土曜日に平田村で道づくりが行われました。
去年に引き続き、芝山の舗装です。
去年の6月に頂上から舗装を開始して、今回の道づくりで無事舗装が完了しました。今回は、なんと東京からも視察に来ていただきました。拓殖大学の徳永先生、武田先生、院生の佐藤さん、学部生の吉田くんに来ていただき、一緒に道づくりを行いました。
作った道を通って、芝山に遊びに来ていただけると思うととても嬉しいです。
平田村役場の皆さま、ご指導ありがとうございました。とても貴重な経験になりました。
また、道づくり後恒例になりつつありますが、ジンギスカンを頂きました!平田村のジンギスカン、本当に美味しいです。ぜひ食べに来て欲しいと思います。
澤村村長さんも駆けつけて頂きました。
平田村さんとの道づくりも7年目になりました。
他にも、今年度もチェックシートを使った住民による橋梁点検も行われます。平田村役場地域整備課の方はじめ、各方面の皆さまにご協力いただき、今後も平田村を舞台に研究を進めてまいります。今後ともタイアッププロジェクトをよろしくお願いします。