葛尾村
葛尾村は、2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故により、全村避難を余儀なくされた村です。2016年6月に避難解除後、年々帰村者や移住者が増え、2019年4月現在約400人が暮らしています。
双葉郡に属し、阿武隈高地の中にある村で標高は500m以上の高地が多いです。
葛尾村の特産品
~凍みもち~
凍みもちとはもち米や「ごんぼっぱ」と呼ばれるヤマゴボウの葉をついて作る保存食のことです。現在は「ヨモギ」を混ぜて作ることもあるそうです。寒い冬の時期に約40日干して乾燥させます。時間をかけてゆっくり乾燥させることで風味が増すとのことです。最近の研究では栄養価が高く、食物繊維も豊富で優れた食品であることも分かってきています。
~じゅうねん~
じゅうねんとはエゴマのことで健康に良く、食べると十年長生きする、という謂れから「じゅうねん」と呼ばれるようになったそうです。そのじゅうねんを使った商品が特産品となっています。
お大尽様はじゅうねんを使った餡をお餅で包んだもので、とても風味豊かでおいしいです。また、じゅうねんの油はより時間をかけて沈殿物を取り除き、丁寧に作られ、健康にもよい油です。
葛尾村のおすすめ
~石井食堂~
石井食堂さんはとにかく安くて美味しくてボリューム満点です。初めて利用する方は運ばれてきたときのボリュームにびっくりされる方もいます。みんなでシェアするもよし、一人でたいらげるのもよし、お店ではお持ち帰り用にパックも用意してくださっているので、食べきれなかった分はテイクアウトするもよしです。石井食堂、ぜひ足を運んでみてください。
特産品が購入できる場所
・葛尾村復興交流館 福島県双葉郡葛尾村大字落合字落合20番地1